傘を求めて徳島へ
傘回しで使う曲傘は、茶道や踊りで使う和傘と違い特殊なものです。傘の上でまりや升などを回すので、和紙ではなく、麻布が張ってあり、骨にも負荷がかかります。
そんな特殊な和傘を作る傘屋さんがなくなってきています。
傘がなくては、傘回しはできません。
傘回しという伝統芸能を続けていくピンチ!
そこで、傘を求めて、
かつて200軒以上の和傘工房が軒を連ねていた徳島県美馬市で、和傘作りを受け継いでいる貴重な職人さんに会いに行きました。
傘について、いろいろお話しをお聞きして、その繊細さに驚きました。1ミリ単位で負荷のかかり方が変わったり、開き方が変わったりします。
職人さんに実際に傘回しを見てもらい、どのように回していて、どこに負荷がかかっているかを知ってもらいました。初めて見た傘回しを喜んでくれました。
職人さんは、以前に一度だけ曲傘を作られているのですが、見本を見て同じように作っただけだったとのことでした。今回、いろいろお話しして、いろんなアイデアも出してくださり、より良い曲傘作りに挑戦してくださいます。
傘回しをする人もかなり少ないと思いますが、和傘職人も全国に100人もいないそうです。こんな素敵な日本の伝統文化がなくならないようアピールしていかないといけないなぁと思いました。
がんばってー、美馬和傘。
私も傘回しがんばろう!
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和傘工房「美馬和傘製作集団」
江戸時代から昭和レトロな建物が並ぶ「うだつの町並み」ここに和傘工房があります。
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